業務実績
三番瀬環境観察館外構及び広場
千葉県の三番瀬干潟の観察や自然学習を行うことができる環境観察施設の外構及び隣接する広場の実施設計を行った。 広場については、三番瀬干潟に出現する三日月型の干潟の形状や波を模倣した曲線によって構成されており、広がりと柔らかさを感じられる空間構成としている。 外構部分については、建築の四角い形状と調和するように四角をイメージした連続性の感じられるデザインとし、外部空間と内部空間の空間的な繋がりを生み出している。
所在地 | 千葉県浦安市 |
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用途 | 外構・広場 |
規模 | 約2185㎡ |
竣工年 | 2019年12月 |
その他環境デザイン室の事業実績
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- 用途
- 墓地
浦安市墓地公園は、海岸地域の埋め立て地に位置し、全体の敷地面積は約13.3haである。 墓地公園は大きく3つのエリア(第1区~第3区)で構成されており、第1区、第2区は既に開園しており、当社では、第3区(約7ha)の基本計画、基本設計、実施設計(実施設計では複合霊廟は除く)を担当した。 第3区は合葬墓と納骨堂を併せ持った複合霊廟を中心とし周りに芝生墓地が位置する。墓地を身近な空間として意識できるよう、駐車場と墓域の間に隣接する緑道から海岸沿いの緑道まで通り抜けられるような園路を設定し、そこに遊具のある芝生広場を配置した。緑道沿いには第3区墓域への潮風をやわらげ、緑道利用者と参拝者との離隔を確保する緑地帯を設けた。
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- 用途
- 樹林墓地
新しい墓地の形態として、樹木を参拝の対象とした樹林墓地のニーズが多くなっており、墓地公園の中に設置することとなった。公営としては全国で3番目の樹林墓地である。 当初は、墓地公園は海浜地域に位置し風が強いため樹林墓地は難しいとの考えであったが、防風林や御影石張りの防風壁を設置し風の影響を減らし、参拝対象樹木の成育を助ける工夫を施している。なお、他の樹林墓地にみられるようなシンボル樹を単木植栽することではなく、潮風に強い樹種を中心に多様な樹木を植栽することにより、樹木の生育を促している。 また、隣接する墓地の参拝者が視界に入らぬよう、樹林墓地の背後には小端積の仕切り壁を設け参拝者へ配慮した。
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- 用途
- 都市公園(街区公園)
浦安公園の道を狭んだ向い側に、浦安公園と同時に一体的に計画した街区公園である。 活動的な空間を多く持つ浦安公園とは対照的に、休憩や花木の鑑賞に主眼を置いた静穏な空間として計画。 園内には、梅やツツジの様々な品種を植栽し、春先から初夏にかけて見頃となる。 入口部には、かつて海岸に設置されていた常灯明をイメージする照明灯を置き、その周りにベンチを設置して、歩道を歩く人々が休憩できる空間にもなっている。 四阿の横にはレインガーデンの機能を兼ねた枯山水的な空間を設け、かつて漁業で使われていたベカ船を模したオブジェと、グラフィックウォールにより昔の海岸風景を表現している。
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- 用途
- 都市公園(近隣公園)
浦安市役所、中央図書館等に囲まれた、市の行政、文化の中心に位置する公園である。 地域全体の庭となり、幅広い年齢層が交流できる公園と同時に災害時には防災拠点の一翼を担う施設を目指した。 浦安公園は約6,000㎡の開放的な芝生広場、小型犬用ドッグラン、図書館へのアプローチ際のイチョウ並木を有する緑陰広場、波をイメージしたすべり台、水中の泡をイメージしたシェルター、浜辺をイメージした水施設等、海をイメージした遊具広場、ボール遊びができる多目的広場で構成される。 災害時の避難場所や拠点利用等が期待される芝生広場や多目的広場、防災倉庫と災害時にも使用できるトイレ等の防災機能も併せ持つ公園。
事業実績全体の記事一覧
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- 用途
- 特別養護老人ホーム
本計画は、内房線沿いののどかな地に建つ特別養護老人ホーム。 外観は緑とベージュのアースカラーで構成し、田園風景との調和を意識しつつ、訪れる人や地域住民へ優しいイメージを与える外観計画とした。 内装は木目調を多用することで居心地の良い住空間に考慮し、また、3層を貫く4つの光庭を設け、平面の広がりの中に、明るく豊かな空間が取り込めるように計画した。 この光庭に寄り添うように内部空間を形成し、住空間の向上を図った。
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- 用途
- 保育園
近年、コミュニケーション不足が軽視できない社会問題となっている。 これを解決する方法の一つとして、幼児期における対策が重要視されており、 交流の場を積極的に取り入れた幼児教育手法が昨今注目されている。 本計画の建替え前の旧施設は、杉並区とNPO 法人が運営を行い、「学び」や「ふれあい交流」を 目的に利用されていた。「子供は様々な体験と周りの温かい目により大きく成長する」をコンセプトに 近隣住民とフィールドワークを重ね、建物には、 街並みの歴史を継承しつつ、中央に大きな中庭を配し 地域交流によるふれあいの機会を作るためにコミュニケーションの場を園内外に設け、 地域に根付く空間デザインと地域とともに育む保育を実現した。
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- 用途
- 墓地
浦安市墓地公園は、海岸地域の埋め立て地に位置し、全体の敷地面積は約13.3haである。 墓地公園は大きく3つのエリア(第1区~第3区)で構成されており、第1区、第2区は既に開園しており、当社では、第3区(約7ha)の基本計画、基本設計、実施設計(実施設計では複合霊廟は除く)を担当した。 第3区は合葬墓と納骨堂を併せ持った複合霊廟を中心とし周りに芝生墓地が位置する。墓地を身近な空間として意識できるよう、駐車場と墓域の間に隣接する緑道から海岸沿いの緑道まで通り抜けられるような園路を設定し、そこに遊具のある芝生広場を配置した。緑道沿いには第3区墓域への潮風をやわらげ、緑道利用者と参拝者との離隔を確保する緑地帯を設けた。
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- 用途
- 樹林墓地
新しい墓地の形態として、樹木を参拝の対象とした樹林墓地のニーズが多くなっており、墓地公園の中に設置することとなった。公営としては全国で3番目の樹林墓地である。 当初は、墓地公園は海浜地域に位置し風が強いため樹林墓地は難しいとの考えであったが、防風林や御影石張りの防風壁を設置し風の影響を減らし、参拝対象樹木の成育を助ける工夫を施している。なお、他の樹林墓地にみられるようなシンボル樹を単木植栽することではなく、潮風に強い樹種を中心に多様な樹木を植栽することにより、樹木の生育を促している。 また、隣接する墓地の参拝者が視界に入らぬよう、樹林墓地の背後には小端積の仕切り壁を設け参拝者へ配慮した。